「お兄さん……? それ、どうするの」 安物の革ベルトで家具に拘束された少年が、心配と恐怖を交えた声を絞り出した。 目線の先には、錆びた鋸を手に持った二十代前半の男。「どうするって。鋸ってのは切り落とすために使うもんだよ」 よっこらせと少年の脇に…
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