kurayami.

暗黒という闇の淵から

2017-10-20から1日間の記事一覧

終日公園

木々が陽を遮る出口の無い暗い公園を男は歩いていた。朝から、深夜からずっと。冷気と湿気が混在する温度は、男の顎を濡らし、歩く気力を奪って鬱を与える。そんな足が自然と探すのは心地の良い〈ひだまり〉だった。 暖かさに求めるのは、人並みの幸福。 成…