kurayami.

暗黒という闇の淵から

見ぃぅぇぁ

 ねえ、ね……ぇ。聞こえますか。ワタシの……ぇ聞こえますか。見えていますか。ずっと貴方に……ぅして、話しかけるのは、もう…………ぃ目に、なるのですが。まだワタシを、見……ぇくれないのですか。ええ、それ……ぇも大丈……ぅです。もう慣れま……ぃたから。それにもう少しで貴方を…………ぅに……ぅれて……ぃけるのですから。
 覚えて……ぃますか。ワタシがまだ生ま……ぇいたとき。あの夏の日暮れ……ぉときのことです。空は暗……ぅ真っ黄……ぉで、貴方はまだ小さ……ぅて一人で……ぅ園で遊んでい……ぁしたね。あん……ぁ寂しそうに一人……ぇ遊んでい……ぁら、別の……ァヤ……ァシに取られてしまうと思って……ァタシ、貴方に声をかけ……ぁんです。「寂し……ぅないで……ぅか。友……ぃはいらない……ぇすか」って。そしたら、貴方、人懐っ……ぉそうに笑って「……ぃしくないよ。でも、友達……ぁ欲しいなあ」なんて言うも……ぉだから、ワタシ嬉しく……ぁって、ついつ……ぃ声を上げ……ぇ鳴い……ぁんですよ。ああ、一緒……ぃいてくれるんだ、良……ぃ子だなあ、って。貴方は、ワ……ァシが差し出……ぃた三本……ぇの腕を、優しく……ぃって、一緒に砂……ぁで遊んで……ぅれましたね。あ……ぉときは確か、深……ぃ穴を砂場……ぃ一緒に掘っ……ぇ作り……ぁした。ワタシの……ぁい腕が役に……ぁって良かっ……ぁです。深い……ぁはまるで、あの……ぉに繋がっ……ぇいる気がし……ぇ怖いので……ぅが、貴……ぁは気にせ……ぅ掘っていま……ぃた。そし……ぁら、ふ……ぉ、足場……ぁ崩れて、貴方……ぁ中へと転び落……ぃたのです。ワタシは無い……臓を鳴ら…………ぇ慌てました。死んで……ぃまう、と。です……ぁ、そのと……ぃ思いつき……ぁした、思……ぃついて……ぃまった……ぉです。貴方、死ね……ぁずっとワタ……ぉ一緒、って。深い……ぁに落ちた貴……ぁは、もち……ぉん生……ぃていま……ぃた。ワタシの濡……ぇた手に捕……ぁって、貴方は這……ぃ上がってきて、笑……ぉを見せて……ぅれました。安心す……うよりも……ァタシは、はやく…………ぁを……ぉしてしまおう……ぉ思っ……ぇ、貴方の口にワ……ァシの長く伸び……ァ食道……ぉ差し込……ぉうと、機会を伺っ……ぁのです。しか……ぃ貴方と……ぃたら「明日も……ぉぼうね」だなん……ぇ言うもんだ……ぁら、友達なの……ぇ殺……ぅのは翌日……ぃすることにし……ぁんです。でも、貴方、来……ぁかった。いつま……ぇ経っても公園……ぃ来ない。それから……ぉいうもの、ずっと貴方を……ぁして、つ……ぃ最近、やっ……ぉ見つ……ぇた。すっか……ぃ大きくなっ……ぇ、でも、それでも、友達……ぁものね。やっ……ぉ一緒にいれる、そ……ぅ思った。けれ……ぉ、貴方…………ァタシに気付い……ぇくれません。ワタ……ィに気付いても……ぁわないと、ワタシ……ぁ貴方に触れ……ぅこと……ぁ出来ない……ぉせない。
 だか……ぁ、ずっと、貴方……ぃ話しかけてい……ぁした。で……ぉある日、ワ……ァシ、気付いた……ぉです。聴…………ぇもらないなら、見ても……ぁえば良いの……ぇす。
 ね……ぇ、今、こ……ぉ文字を、読ん……ぇいるの……ぇしょう。
 ワタ……ィを思い出……ぃましたか。ワタシがダレか、わかりますか。

 

 

 


nina_three_word.

〈 特定不能 〉
〈 幽鬼 〉