kurayami.

暗黒という闇の淵から

黒い匂い

 ふわふわぼさぼさの寝癖が、目立つ男の子だった。
 たまに中でも会えたけど、中庭に行けばもっとたくさん会えた。
 出会いは確か、私がカマキリの卵が孵ってるとこを見ていたとき、横からあの子が覗いてきたんだっけ。そうだ、カマキリのメスがオス食べちゃうって私が知ったのは、あの子のせいだった。
「こんにちは、今日も寝癖が酷いね?」
 ふわふわで、ぼさぼさの寝癖をした男の子を、私は心の中でねぐせ君と呼んでいた。
「こんにちは、君はいつも寝癖のことを言うねえ」
 会うたびに同じことを言っても、許される歳の頃の話。
「だって目立つもん、その寝癖。帽子を掛けるやつみたいだよ」
「寝相が悪いんだから仕方ないじゃん。というか、そんな帽子掛けみたいに、背高くないし」
 ずれたところで、彼がむすっとした。
「今からそんなこと気にしてるの? 男の子なんだから、これからだよ」
「……これからだと、いいなあ」
「これからだよ、大丈夫、だいじょうぶ」
 少し落ち込んだ彼を、私は励ます。
 次に会ったのは、それから約二週間後の夕方。飛行機雲の影が空に出来てるの見てたとき。
「綺麗だね」
 後ろから、彼が声をかけてきて、私は少し驚いた。
「あ、ね、ねぐせ」
 思わず声に出してしまった。
「ねぐせって名前じゃないよ。別にそれでもいいけどさ」
「ごめんごめん。わ、今日は少し落ち着いた寝癖だね?」
 彼が、私の横に並んだ。
「少しだけ、ね。ああ、君は松葉杖になったんだ」
 いつも車椅子だった私に、彼はそう言った。病気で動けなくなった足が、少しずつ良くなってきていた。
「うん、リハビリ頑張った」
「えらい。君からはずっと、嫌な匂いがしてたからなあ」
「嫌な匂いってなによう。そういう貴方は薬の匂いがするんだから」
 少しむかついたから、はやく良くしなよとは、言ってあげれなかった。
「ごめんごめん。ああ、でも、良かった。足が重症って感じだったもんね。もう重症じゃないね」
「そういう貴方は、寝癖が重症だけどね?」
「あーいえば、こーいう」
 そう言って、日が沈んでも二人で笑った。
 彼は、辛くて寂しい入院生活の中で、私の支えだった。
 歳が近くて、物腰の柔らかく、聞き上手。安心する。
 でも、ある日から、彼は中庭に現れなくなった。寂しさと心配を重ね切った私は、病室を訪ねることにした。
 彼はベッドの上で、上半身を起こし、何所か寂しそうに手元を見ていた。
 寝癖は、なかった。悪い寝相が無いほど、元気がない証拠だったんだ。
「やあ、もう松葉杖無しに歩けるようになったんだね」
「頑張ったからね。そういう貴方は、寝癖がなくなったね」
「おかげさまでね」
 彼が、力無くへらっと笑った。子供ながらにその笑顔が、嘘だとわかった。
「私が頑張ったんだから、頑張りなよう……」
 その重症具合に、私は不安になる。
「どうかな、重症だからなあ」
「ねえ、またカマキリの卵が孵ってたよ」
 だからまた、中庭で遊ぼうよ、そう言いたかった。
「ああ、じゃあまたカマキリのオスが食べられちゃったんだね」
「その話、いやだ怖いっ」
 彼がけらけら笑う。
「……ああ、ねえ。君、良い匂いするようになったよ」
 不意に言われ、どきっとした。しかし今思えば、そういう意味ではなかったんだと思う。
 だって彼からは、
「ありがとう……あの、私、貴方の薬の匂い嫌いじゃないよ」
「なにそれ」
 彼がまた、笑った。
 そのとき、彼からしたのは薬じゃない、黒くて遠い、嫌な匂い。


 この会話を最後に二日後、彼は息を引き取った。

 


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〈 寝癖 〉

〈 重症 〉

〈 匂い 〉

ダークインダーク

「何処に行けばいいの」
 希望のない明日に解き放たれ、路頭に迷う少女。
 望んだ自由。
 支えのない未来。
 目に慣れることが一生ないであろう暗闇の中を、少女は手探りに進む。
 少女を引く手は、もうない。何処までも何処までも、漠然とした不安に心をミンチにされながら、ゾンビのように這うだけ。
「やっぱり、少しだけ、寂しいなあ」
 少しだけ……自身で言ったその言葉に少し疑問を持った時。暗闇の中、少女は微かな光を見つけた。

 少女は小学校からの知り合いと、よく連絡を取るようになった。
 同性の知り合いは、休日には一緒に買い物に出掛けるようになり、少女にとって、友達とも言える存在になりつつあった。
 しかし、そこにあったのは都合の良い距離感だけ。知り合いが求めるものは、空いた時間を埋める存在。
 微かな光は、失われた。
 少女は再び、暗闇の道を進むこととなる。

 次に見つけた光は、鋭く強かった。
 少女は部活動に誘われ、入部する。
 その曜日、その教室に行けば会える存在たちに、少女は半ば安心する。
 しかし、互いを互いに必要とするだけ、強要される意味のない時間に少女は耐えられなくなり、その鋭い光の元を、自ら離れた。

「結局、都合が良い存在が欲しいのは、私もなんだろうか」
 ふと、少女は〈あの頃〉と〈貴方〉を思い出す。
 しかし、首を振り、再び、暗闇を進み始めた。
 自由を求め離れたのは私なのだからと、繰り返し呟いて。

 少女は、自ら光を作ることにした。
 スケッチブックとペンを持ち、誰に見せるわけでもなく、そこに自己満足に自身の世界を描いた。
 少女にとって、絵は光とまではならなかったが、それは暖かく、力となって暗闇への背中を押す。

 時が経ち、少女が〈少女〉である期限の末、その頃。
 少女は気まぐれに仲良くなった少年に、心を開こうとしていた。
 年相応の、発見と共有。純粋な距離感。
 側にいるとくすぐったい。絵を褒められると、嬉しくて幸せ。少年の仕草が愛おしい。
 やっと見つけた、少女にとっての光。
 しかし、少年の姿に重なるのは〈貴方〉だった。
「何処までも付き纏う〈貴方〉が、私を光に触れさせない。まるで呪いのように」

 少女は混入する記憶と日々が噛み合わず、少年を突き離し、再び暗闇の道を歩んでいく。
 少女は強くなっていた。強く……飢えていた。
 手探りで進んでいた道を、少女は迷いなく、真っ直ぐ進む。
「誰よりも毒で、甘味で、私にとっての闇である〈貴方〉の元へ」
 何処までも深淵の底。漆黒で、暗闇のずっと奥。
 〈貴方〉はまるで、デートの待ち合わせに遅れた少女を迎えるように、口を開いた。

「おかえり」

 


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最初、又は最後に〈おかえり〉

 

感染思想、君に終止符

 私があの人と出会ったのは、そうね、今みたいに桜の花弁が落ちて、緑が生い茂ってきた頃かしら。話し掛けても無愛想で、でもその癖、気まぐれに向こうから話し掛けてきて、こっちが適当な返事をしていると怒るような人だったの。だけど、私が話を聞いてる内は楽しそうに、にこにこ笑ってて、それを見てると呆れるような、愛おしい気持ちになって。
 そう、これは私の好きだった人の、話。
 あの人、酒癖が酷くてね。暴力とかじゃなくて、外で酒を飲むとすぐ他の女抱いちゃうの。ふふ、そう、私もその被害者。ずるずる関係を引きずってしまった被害者なの。寂しかったなあ。私はあの人にとって〈なんでもない人〉だったから、何も言えなかった。狭い町だったから、いつ抱いたかだなんて、翌日にわかった。ああ、わかった日には、辛くて暗い夜だった。あの人にも、抱かれた女にも「死んじゃえ」って思うだけで、何も出来なかった。何もしなかったわけじゃないけどね。
 そんな根がクズのあの人に惹かれてたのは、もちろん笑顔だけじゃなかった。あの人は〈夜〉が、とっても、上手だった。罪な人、狡い男よ。ナニもかも上手で女鳴かせ。けど、最も上手かったのは、なによりキスだった。
 あの人はね、無理に来ない。理由を付けたり、腕を引いたりして自身に引き寄せる。そしたらもう、逃がさないように、後ろ首に手を回して、顎にもう片手を添えるの。じっくり、浅いところから、深く、這わせ入れていく。中で合わせるように動かして。
 他の人にはない、ぴりぴりして、痺れて溶けていくようなキス。
 それが、支配を受け入れさせるような、危険な安心感をもたらすの。
 ……ふふ、その顔、とっても面白い顔してるね。
 私が、君にするキスと、同じだもんね。面白くて哀しそうな顔。
 おいで。
 支配を強要するんじゃなくて、受け入れさせちゃうのは、今の私の美学。
 そしてこれは、あの人の美学でもあった。
 きっと、あの人が私に感染したように、あの人に感染した女がいる。
 どうしてこんな話、私を大好きな君に話すと思う? その悪い頭じゃ、わからないかな。もう君は、私に必要ないの。そして、この美学だって、もう感染する必要もないの。君には必要ない、自覚して欲しくて話したんだけど、どうなるかな。
 あの人が町に帰らなくなったように、私はもう、君の元を去るんだ。
 だからどうか、この〈夜〉を楽しんで。そしてらこの話も、美学も感染されることなく、全部忘れて。
 さようなら、可哀想な君。

 

 

nina_three_word.

〈 接吻 〉

〈 美学 〉

〈 感染 〉

 

 

猫の目

「やだなあ、次郎さん」
 僕は懐いた声で、先輩に言った。
「いやいや、でも正樹くんは絶対学校でモテると思うんだよね」
 バイトの控え室。同じ休憩番になった先輩に、僕は良い顔をしていた。
 先輩の顔を見ると、鼻の横に大きなニキビを拵えている。
「僕なんて全然ですよ。次郎さんの足元に及びません」
 そのニキビを潰したいと顔には出さず、ニヤニヤと先輩に声を出す。
「はは、俺がいつモテるって言ったよ」
 先輩がそっぽを向いた。あとで先輩が缶ジュースを奢ってくれた。
 定時を終え、何でここを選んだのかも忘れた、飲食店のバイト先を出る。
 外は既に暗くなっていて、夕方を終えたばかりの雰囲気が、そこにあった。
 今日もくそ疲れたなあ、だなんて思って帰宅路を辿る。夜空を見上げ続けていたら、徐々に星が増えてきた。
 いや、増えてきたんじゃなくて、見えてきたのか。少しずつ、目に暗闇が慣れて。
 ああ、もう、
 死にたいなあ。


「ただいまーねえ、今日のご飯は何、なに」
 家に帰り、リビングに入ってすぐ母に声をかけた。
「おかえり。今日は焼きそばよ」
 母がエプロン姿でこっちを向いた。いつも通り帰ってきて、安心、という顔だ。
「肉入ってるの?」
「もちろん」
「やりぃ」
 なんて、いつも通りの会話をして、僕は流れるままに自室に入って、崩れるように、床に伏せた。
 電気の消えた部屋。遠くから家族の声。冷たいフローリングの床。
 上着の中で振動した携帯を、僕はベッドの方に投げた。
 この部屋は、この時間、今は僕だけのものだ。誰にも気を使わない、使いたくない。
 学校にも、バイト先にも、家族にも。
 日々、猫を被る内側で、本心は積もっていく。そこにあるのはもう、自身を終わらせたい気持ちだけだった。
 猫を被るのにも、もう疲れた。でも、これからも被り続けるんだと思う。
 そうすることで友人が、先輩が、家族が。良い顔をするのであれば。僕は喜んで何匹だって猫を被るだろう。
 だけど、そうすることで僕を殺すのはお前らなんだ。首に縄を掛け、徐々に天井に吊るし上げているのは、お前らだ。
 そうやって吊るし上げられて、そこから見える景色は、綺麗なのか。
 ああ、綺麗なんだろうな。夜に慣れた目のように、見えてくる星空のように。僕が猫を被ることで秩序を保たれて、そこはきっと綺麗なんだ。
 やっぱり、死にたいな。死んで楽になって、そんな綺麗な景色も崩れてくれ。
 僕自身がその景色であればいい。僕の有り難みを、思い知って欲しい。
「正樹、ご飯」
 僕は母の声に、猫撫で声で返事をした。

 


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〈 猫かぶり 〉

〈 心積り 〉

理に反する夕影の教室

 夕方の空き教室。そこに、終えた学校の雰囲気に取り残され、更に尋問のために囚われた男子生徒……片山吉弥が、窓際の席に座っていた。
 そして、その片山と対峙するように、黒板の前に一人の女子生徒……白谷茜が立っていた。はねっ毛のあるショートボブの黒髪、おっとりした顔、地味な化粧、高校生にしては、高い背。
「まだ帰っちゃ、駄目なんすかね」
 片山が椅子を後ろに傾けながら、そう言った。
「駄目だよ。まだ私のこと、好きって言ってないもん」
 白谷が教卓に両手をついて、ゆったりとした声で言った。
「そんなこと、言われてもなあ」
「私のこと、好きじゃない?」
「そうじゃないけど」
「じゃあ好きなんだね」
「あー馬鹿すぎるよー」
 そう言って片山が、机に突っ伏して、隙間からチラッと白谷を見た。窓から伸びた夕陽とのコントラストで、影の中に白谷はいた。馬鹿という言葉にも、口角を上げている。
「そうだね、馬鹿なんだと思うよ。でも、こんなことに付き合う片山君も、馬鹿だと思うけどなあ」
「好きな相手に、普通そんなこと言うかな」
 顔を上げる片山。
「別に好きになるという事は、酷いことを言わないって事じゃないよ。だから、片山君が私を好きだという可能性もまだ残ってる」
「うーん」
 また、頭を下げる片山。
「そうだなあ。じゃあまず、この前、私は自販機の前で片山君に、三十円あげたよね」
「貰いました」
「私のこと、好き?」
「ええ、それは……ずるくないか」
 白谷は、教壇を端から端へ、手を後ろに組んで歩く。
「ずるくないよ。私のこと好きになる可能性だもん」
 そう言って、窓側、教壇の端で止まり、続けて言った。
「例えそれが、純粋じゃなくても」
 片山が難しい顔をして、自身を見る白谷から目を逸らすように、窓の外を見る。
「んーじゃあ、片山くんはどんな見た目の人が好き?」
「可愛くて胸の大きい子」
「嘘つき、背が高い人も、好みでしょう」
 白谷がその高い背で、つま先立ちをして、そう言った。
「なんで、知ってるかな」
「知ってるよ。じゃあ、片山くんはどんな性格の子が好き?」
「……真面目で、一生懸命な、子」
「ふふ、それも嘘つきだ」
 一歩、一歩と、会話に合わせて白谷が片山に近付く。
「都合の良い子が、一番のくせに」
 片山は、白谷を見れなかった。否定も、出来なかった。
「桑野さんのこと、好きでしょう」
 白谷は、片山の席の前に立っている。
「誰が、好きな人は一人だって、決めたの?」
 ゆっくりと、一音一音、片山に聞かすように、白谷が耳元で呟く。
「ねえ、私のこと、好き?」
 片山が、重い口を開く。

 

 

nina_three_word.

〈 誘導尋問 〉

リバシブルボーイフレンド

「いやあ、困ったなあ」
 私の部屋、ベッドの上。
 全裸の彼がそう言ってるけど、きっと嘘。
「困ってなんか、いないでしょ」
「はは、貴方。普通の人間なら、皮膚を全部裏返しにされたら『困ったなあ』って言うものよ? なにを疑っているんだい」
 そう言う彼は全裸で、拘束されて、私に皮膚を全て剥がされ、裏返しにされている。剥き出しになった皮膚はもう彼の一部じゃない。まるで、細胞で出来た衣類。
 真っ黄色な、彼。
「普通はね、痛がってパニックなって『困ったなあ』なんて言わないの。口にも出さないものなの。その呑気さが嘘の証明なの。わかる?」
 私がそう疑う理由は、それだけじゃない。
 彼はこれまで、一切私に裏を……本性を見せて来なかった。
 今だって痛がってくれない。まるで、ずっと演技をする道化だ。
 頑張って裏返したのに、これでもだめなの。
「わかる、わかるよ。けどさあ……『困ったなあ』って今使うべきだと思うんだよね。すごく困ってるんだもの。ああ、困ったなあ」
 ヘラヘラと彼が笑う。ああ、本当に困っていない。もう内側から裏返すぐらいしないと、その裏を見せてくれないのかな。
 ……いや、そんなことをしても、彼はきっと、見せてくれない。
 裏返し切れない。最愛の彼を知ることが出来ない。
  ♀/♂
 僕は困っていた。
「痛いんでしょう、痛いって言って。言ってよう……」
 裏返されて困っているわけじゃない。彼女の愛故の行動なのは、わかる、むしろその事自体は嬉しいんだ。
「あーふふ、痛い痛い」
「笑わないで!」
 困っているのは、まず、彼女が僕を知ろうとしていること。
 本性を知ろうと、こんなにも動いていること。
「ああ、ごめんよ。なんだか面白くて」
 面白いわけではない。本当に困っている。
 彼女のことを心の底から愛している。この僕の世界の中では彼女しか有り得ない。こんなにも僕を知りたい故に、皮膚を裏返す彼女が愛おしい。近付く男がいるのなら金を払って追い払う。
「嘘ばっかり!」
 僕は、そんな気持ちを一ミリも知って欲しくない。拒絶される可能性が、一ミリでもあるかもしれないからだ。
 推測もされたくないから、感情だって一ミリも見せてやるものか。
 だけど、本当に困ったな。だって、
  ♂/♀
「ハハ」
「また笑って……ねえ……」
 どうしたら、見せてくれるの。どうしたら、私に本当の気持ちを見せてくれるの。その気持ちが好きだとか嫌いだとか、どっちでもよくて、私は彼の本当の気持ちを知りたいだけ。
「ハハ……」
「ねえ、私、貴方の側にいていいのかな」
 彼は、答えない。
 まるで、死んだように静かになって……ねえ、教えてよ。

 

 


nina_three_word.
 

〈 裏返す 〉

 

〈 困らす 〉

nina 2月-4月 日付別ワード一覧。

2月6日

〈坂道〉〈シンボル〉〈光〉
#nina3word20170206

2月7日
メトロノーム〉〈幕〉
#nina3word20170207

2月8日
〈「夜明けなんて一生」を含んだ台詞を作中で使って下さい。〉
#nina3word20170208

2月9日
〈青空〉〈沸騰〉〈回路〉〈波〉
#nina3word20170209

2月10日
〈名付け親〉〈最後の段落(オチ)で「透明」という言葉を使って下さい。〉
#nina3word20170210

2月11日
〈上澄み〉〈アスファルト〉〈だるま〉
#nina3word20170211

2月12日
パラレルワールド
※一つの作品の中に二つの世界がある又はa作品を書きa作品のパラレルワールドになるb作品を書いて下さい。
※過去作のパラレルワールドでも大丈夫です。(その際はURLを貼ってくれると助かります)
#nina3word20170212

2月13日
〈呼吸〉〈プリーツスカート〉
#nina3word20170213

2月14日
〈がん〉〈葛藤〉〈ひよこ〉〈瘡蓋〉〈泡立て器〉
#nina3word20170214

2月15日
〈君〉から物語を始めて下さい。
#nina3word20170215

2月16日
〈臍の緒〉〈電話ボックス〉〈始発〉
#nina3word20170216

2月17日
〈冷凍〉〈さくらんぼ〉〈美徳〉〈雑踏〉
#nina3word20170217

2月18日
〈「宗教みたい」を含んだ台詞を作中で使って下さい。〉
#nina3word20170218

2月19日
〈ぬいぐるみ〉〈ホットミルク〉
#nina3word20170219

2月20日
〈戦闘服〉〈刺身〉〈指切り〉
#nina3word20170220

2月21日
〈風船葛〉〈鬼灯〉〈桃〉〈溜息〉
#nina3word20170221

2月22日
〈真偽〉
#nina3word20170222

2月23日
〈銀河〉〈靴紐〉
#nina3word20170223

2月24日
〈水飴〉〈下克上〉〈マインドコントロール
#nina3word20170224

2月25日
物語の最後で〈言葉〉を失ってください。
#nina3word20170225

2月26日
アシンメトリー
#nina3word20170226

2月27日
〈深海魚〉〈お天気雨〉
#nina3word20170227

2月28日
〈シーグラス〉〈境界線〉〈底冷え〉
#nina3word20170228

3月1日
〈ポイントカード〉を貯めてください。
#nina3word20170301

3月2日
〈半月〉〈三角〉
#nina3word20170302

3月3日
〈風船〉〈缶コーヒー〉〈悲惨〉
#nina3word20170303

3月4日
〈ドアノブ〉〈隣〉〈ゲシュタルト崩壊〉〈山羊〉
#nina3word20170304

3月5日
〈一番星〉
#nina3word20170305

3月6日
〈カプセル〉〈言霊〉
#nina3word20170306

3月7日
〈フィルム〉〈マンドレイク〉〈ウィンナーコーヒー〉
#nina3word20170307

3月8日
〈もう一度〉という台詞を作中で使ってください。
#nina3word20170308

3月9日
〈放課後〉
#nina3word20170309

3月10日
〈人魚〉〈黒子〉
#nina3word20170310

3月11日
〈ふうせんガム〉〈尻尾〉〈煙たい〉
#nina3word20170311

3月12日
〈つぼみ〉〈たまゆら〉〈いたいけ〉〈おまじない〉
#nina3word20170312

3月13日
〈果てしない〉
#nina3word20170313

3月14日
〈番号〉〈後回し〉
#nina3word20170314

3月15日
〈彼岸〉〈神〉〈彼女〉
#nina3word20170315

3月16日
〈砂糖漬け〉の〈嫉妬〉
#nina3word20170316

3月17日
アウラ
#nina3word20170317

3月18日
〈メリーゴーランド〉〈切り取り線〉
#nina3word20170318

3月19日
〈充電〉〈革命家〉〈あどけなさ〉
#nina3word20170319

3月20日
コッペパン〉〈ピース〉〈レンガ〉〈フール〉
#nina3word20170320

3月21日
〈点滅〉〈出口〉〈ロッカー〉
#nina3word20170321

3月22日
〈糸切りばさみ〉〈朝食〉〈前兆〉
#nina3word20170322

3月23日
〈渦巻き〉〈辿る〉〈ねずみ〉
#nina3word20170323

3月24日
〈引退〉〈匿名〉〈湯冷め〉
#nina3word20170324

3月25日
〈隣〉〈夕映え〉〈ホリゾント〉
#nina3word20170325

3月26日
〈名残り〉〈背徳〉〈蛆〉
#nina3word20170326

3月27日
〈騎士〉〈口遊む〉〈ストック〉
#nina3word20170327

3月28日
〈鯨〉〈台所〉〈噂話〉
#nina3word20170328

3月29日
〈ファントム〉〈ワイン〉〈マスク〉
#nina3word20170329

3月30日
〈とどめ〉〈なれそめ〉〈こびりつく〉
#nina3word20170330

3月31日
〈影法師〉〈濁り〉〈花笑み〉
#nina3word20170331

4月1日
〈暴く〉〈藤〉〈永続性〉
#nina3word20170401

4月2日
〈無邪気〉〈一等星〉〈氷柱〉
#nina3word20170402

4月3日
〈泡沫〉〈仮眠〉〈ヤドリギ
#nina3word20170403

4月4日
〈飴色〉〈直筆〉〈欲望〉
#nina3word20170404

4月5日
〈魔物〉〈バウムクーヘン〉〈かりそめ〉
#nina3word20170405

4月6日
〈一両列車〉
#nina3word20170406

4月7日
〈フレーム〉〈堕落〉
#nina3word20170407

4月8日
〈足跡〉〈銃口〉〈春容〉
#nina3word20170408

4月9日
〈音楽室〉〈過疎〉〈菫〉
#nina3word20170409

4月10日
〈晴れ間〉〈床下〉〈忘れ物〉
#nina3word20170410

4月11日
〈魔物〉〈寄せ集め〉〈飴〉
#nina3word20170411

4月12日
〈バスルーム〉〈エイリアン〉〈スピリチュアル〉
#nina3word20170412

4月13日
〈食欲〉〈共犯〉〈末路〉
#nina3word20170413

4月14日
〈唾液〉〈隠し事〉〈記憶〉
#nina3word20170414

4月15日
〈宿敵〉を倒してください。
#nina3word20170415

4月16日
〈モラトリアム〉
#nina3word20170416

4月17日
〈念力〉〈温度〉
#nina3word20170417

4月18日
〈滲み〉〈囁き〉〈重なり〉
#nina3word20170418

4月19日
〈滝〉〈爪〉〈鶴〉〈定〉
#nina3word20170419

4月20日
〈屋台〉〈徒爾〉〈目印〉
#nina3word20170420

4月21日
〈秘密基地〉〈トワイライト〉
#nina3word20170421

4月22日
〈プラトニック〉
#nina3word20170422

4月23日
〈除き穴〉〈炭酸水〉
#nina3word20170423

4月24日
〈命令〉〈失望〉〈自由〉
#nina3word20170424

4月25日
〈終わりのない 冒頭〉
#nina3word20170425

4月26日
〈ビート〉〈インク〉〈アルバム〉
#nina3word20170426

4月27日
〈テロリスト〉〈祝福〉
#nina3word20170427

4月28日
〈おばけ〉
#nina3word20170428

4月29日
〈タクシー〉〈パレード〉
#nina3word20170429

4月30日
〈駄菓子屋〉〈合言葉〉〈初心者〉
#nina3word20170430