kurayami.

暗黒という闇の淵から

2do

だからとニヒル

別れて以来、久々に彼と連絡を取った。二年ぶりぐらいに。『久しぶり、元気だった?』 なんてことのない彼の返事。私は淡々と返し続けて、固まっていた想いが解れて、どろどろに溶けていくのがわかった。ああ、良かった。電気の消えた十二月の自室は、窓から…

ここに

長い綴りを、僕はやっと終えたようです。 誰かを救えたでしょうか。 この一年、ずっと神さまになりたい想いで続けていました。誰かの、みんなの。希望の光のようなモノでありたいと思っていました。罪で愚かな願望です。しかしそれが虫の息で今にも死にそう…